2013/07/26

さよならとありがとう。

今まで住んでいた家の取り壊しが決まり、今日まで引越し作業をしていました。
狭いけれど思い出一杯の空間を一つ一つ、片付けていくのは辛くて
何度も涙ぐみ、深呼吸しては再作業する。そんな時間でした。

寂しい作業の合間に友達が訪ねてきてくれて
一緒に片付けくれたり、ご飯を食べてくれて本当に助かった。
なんだかお葬式と似てますね。
寂しさを共有してくれる人がいて、なんとか立っていられるあの感じ。

愛したものとのお別れは辛いものです。
とりわけ長い時間を過ごした場所、家などは、言葉に尽くせない寂しさがある。

故郷を離れざるを得なかった多くの皆さん、今も哀しくないですか?
心の傷は血の代わりに涙を流すのでしょう。
涙が乾くまで泣いて、いつか元気になれますように。
私たちも新しい場所で頑張ります。

さようならお家。
ごめんね、何もしてあげられなくて。
ずっと忘れないからね。
ありがとう。愛していたよ。