2017/09/13

さっぱりしよう、の9月

夏は激動だった。
たくさん旅をして、たくさん学び、遊んだ。
(もちろん仕事も忙しく頑張らせていただきました)
ずっと一人で移動し、一人で寝食していたから、出会う人とも思いのまま関われたり、いろいろ感じたり、考えを巡らす事ができた。

去年の夏とは何か違う「くぐり抜けた」感がある。
自分が本当に「独り」なんだと認めたら「独り」に馴染み出した。
寂しさがなくなったわけではない。
寂しさへの「不安」が消えたのだ。
自由な空間が心に広がった気がする。


子どもの頃、一人でひたすら絵を描いて空想する遊びが好きだった。
飽きたら生き物と遊んだ。
山羊、猫、犬、文鳥、金魚
彼等はみんな言葉を話さないけれど、私をちゃんと見てくれているのを知っていた。
彼等がいつもいたから、忙しい親に放っておかれても「寂しい」と感じなかった。
生き物は距離感なく、幼い私を包むように彼等の仲間にしてくれたから。
人間の言葉は難しく、顔と言葉が一致しない人が多い。
「素直」な子ども像を要求する人は「正直」な私にすぐ腹を立てる事も知っていた。
たくさんの人が集まる食堂で育った私は、人間が好きではなかったのかもしれない。好かれやすく振る舞う生活はくたびれるものだから。


56歳の誕生日を9月に迎え、人生後半戦のイメージをゆるゆる描いている。

8月終わりに開いた「魔法使いのお茶会」
そこで聴いた細川明子先生のお話しが、子どもの自分を呼び醒しているのかもしれない。
さっぱり、きっぱり
魂の「わたし」に戻れますように。



参加された松本はづきさんが深いレビューをくださいました↓
お茶会の様子も垣間見てくださいね。
https://www.facebook.com/hazuki0822/posts/1423522524406242