2011/12/08

棚田はアンデスを思わせる。


毎朝、坊をおくりがてら散歩する棚田の畦道。田圃からは霧が立ち上り、
アンデスの風景を連想させる。

ケーナとか笛の音が高地には似合う気がする。

私はここでリコーダーを吹きます。
坊は「ヤッホー」と山彦を楽しんでいます。

2011/12/02

考え事多く脳内迷子になる。の巻


えんじゅの由来について、ちょい説明します。
えんじゅ ゑんじゆ 0 槐】
マメ科落葉高木中国原産。高さ20メートル達する。複葉。夏、頂に淡緑白色蝶形花大きな円錐花序となってつき、秋、数珠(じゆず)形の豆果を結ぶ。街路樹寺院などの庭園として植える。花を乾かしたものを煎じ止血薬にする。
とまぁ、以上が学術的説明ですが、槐は魔よけ・不老長寿のシンボルとして古来より家の床柱などに使われてきた縁起のいい樹なのです。15年以上前から人が集まる場に付けたいと思っていた名でした。

ところが今日NTTハローページ広告担当の人から電話が。
「漢字に何か意味があるのですか?」と聞かれ考え込んでしまいました。
「見たこともない漢字で読めなくて」なんて言われちゃって。
まぁ植物・動物の漢字は見慣れない字が確かに多い。
でもねー・・・いわばプロ、活字を扱う系の人にわかんないとか言われると不安・・・。
電話を切った後、ハローページ掲載の名前をひらがなにすべきか、否か等など
いろいろ考え込み、疲れ果てて寝ました。
なんにせよこの場が土地に根付き、育つには時間がかかることでしょう。
槐はカナギと俗名で言われる、丈夫で硬い樹です。
つまりは育つのにうんと時間がかかる。
杉やヒノキは育つのが早い代わりに木質がやわで、薪にしてもすぐ燃え尽きてしまいます。 
強いものはゆっくり育つ。手間がかかった分、長持ちする。
自然はいろんなことを示唆してくれます。エネルギー問題にあてはめてみてもよくわかりますね。


2011/12/01

疎開猫  ちゃぺとぴぴ

我が家族、ちゃぺ(7歳男子)とぴぴ(1歳女子)↓です。
東京から一緒に避難してきました。
2匹とも元捨て猫。
美形(←親馬鹿)だけど、もちろん雑種です。

ちゃぺは猫ボラさんに発見された頃
体を起こして餌を食べることもできなかったそうです。
ぴぴは目も開かない赤ん坊で
とあるアパートの裏路地で鳴いてるところを
娘の大学仲間が救助。
7人でシフト組んで3時間おきに授乳してたのですが
「ギブアップ」寸前、うちの里子になりました。


ところで猫の毛は静電気が起き易く沢山の微粒子をくっつけます。
(理科の実験で習いましたね。エボナイト棒使って)
福島第一原発爆発後、団地5階の我が家の窓は目張り状態、
家族全員マスクと防御服で外出でした。
(在東京・各国大使館HPの注意勧告に従って)
でも猫にはマスク無理です。風呂も大嫌い。
日向ぼっこしないと病気になっちゃう生き物です。
=家族全員、被曝は避けられないというわけで
猫とわずかな衣類を持って東京退避を決行したわけです。

たかが猫のために?はい、猫のためにも。

家族より大切な財産を私は所有してません。

貧乏って、シンプルになれていいですね。