2013/02/03

花とともに、石とともに

今日は節分。旧暦のお正月も近いですね。
節分会(せつぶんえ)は邪気を祓い、新しい春に備える日。
かつては陰陽師が取り仕切った公の行事でもあったそうです。


えんじゅでも月が変わるごとに花を替え、
気の入れ替えに努めています。
厳寒の2月はストーンセラピーも併用して
体の芯まで温める工夫をしています。
石も花たちも施術の大切なパートナーです。

人は自分だけの力では生きていけません。
空気も水も土も食べ物も浄らかであってこそ、
健康に恵まれるのです。
けれども経済優先の社会・生活のひずみが
損なったものは本当に大きい。
「お金があっても健康でなけりゃ何処にも行けない。つまらないよ」
介護の仕事で出会うお年寄りの言葉が胸に響きます。

今日も石を温めます。
布でくるみ、ほどよい温度になったところで
仙骨に当て、首の後ろに当て、最後に膝の間に挟みます。
ほっと息が抜けて気持ち良く身体が伸びるのがわかります。

私が拾った石には貝の化石が埋まっています。
ここは山の中なのに、太古、海だったのですね。
地球は長い時間かけて生き物を育くんできたんだなぁ。




地球はすべての生き物の揺り籠。
人間だけで勝手に壊しちゃだめですよ。


体を温めてもらっていたら
石の声が聞こえたような気がしました。



0 件のコメント:

コメントを投稿